重内炭鉱線(仮称)の面影

昭和40年代に廃線になった鉄道の遺構です。
当サイトでは勝手に”重内炭鉱線”と呼んでます。
注:静かなところですので当サイトを見たからといって現場まで行かないよう願います。

第1回  2004.-2.21


重内炭鉱線は常磐線磯原駅から分岐してました。


磯原から雁の倉操車場に向かう線路跡です。
写真は雁の倉方面を望んでます。




雁の倉操車場跡です。構内に線路が残っています。




雁の倉操車場からスイッチバックして重内炭鉱に向かう線路跡。
途中に鉄橋も残っていました。
写真は全て重内方面を望んでます。


重内炭鉱付近の線路跡。
構内の線路跡ではないかと思われます。

第2回  2014.-4.26

前回の訪問が既に10年前。
震災によりどうなったか気になっていたので、
今回思い切って再訪してみました。


雁の倉操車場手前の橋台は特に変わった様子なし。
これに接続するカーブした線路も健在でした。


操車場構内の溝を渡る橋台も10年前と変化なし。


雁の倉操車場跡。良く見ると3線あることが分かります。



操車場構内の溝を渡る部分は線路が顔を出しています。


草が多く分かり難いですが、レールと枕木もそのまま。
操車場構内は概ね10年前と変わりはないようです。


重内方面へ向かう途中の鉄橋も健在です。
築堤上は畑になっているようなので遠慮しました。


10数メートルの線路と踏切跡も変わりなく存在。
草が刈られているところに愛情を感じてしまいます。


当線最大にして最もゴージャスな遺構がこの鉄橋です。


橋桁上には40年前の枕木がそのまま残っています。


橋のたもとに立って眺めると鉄橋の構造が分かりますが、
高い所は苦手なので尻がムズムズして気持ち悪くなります。


鉄橋前の築堤。C50が走ってきそうな錯覚を覚えます。


重内炭鉱構内のポイントか踏切と思しきレールも健在。


背後の高台から炭鉱跡を俯瞰してみます。
この左側に選炭場跡等?があるようですが、
そっち方面は門外漢なので詳細は不明です。

鉄道模型のページへ戻る