常磐線の駅寸見2014.10.19

常磐線の駅をとりとめもなく見てきました。


個人的には”石炭輸送華やかなりし頃”のイメージが強く、
普段は訪れる機会も少ないイメージ先行の路線でした。


今回まず訪問したのは富岡駅でした。

駅正面から。津波に耐えて残存する建物たち。
晴天ゆえにコントラストの強い写真が撮れてしまいました。


改札の跡や曲がった架線柱ビームが見えますが構内は立入禁止です。
かつての駅前には今でも津波被害そのままの商店・住宅があります。


駅南側のかつての踏切。
3線あったようですが、元から既に中線は撤去されていたようです。

同踏切から北側と南側を眺める。

草ボーボー、白い横長の構造物は駅の跨線橋です。

南の本線側もレールがほとんど見えません。


こちらは駅の北側にあった、かつての踏切。

☆☆☆ 補足 ☆☆☆

4月に訪れた時は立入禁止ではなかったと思いますが、
まぁ勝手に入るのは不謹慎だったかもしれません。
ご覧のように夏前だったので草も少なかったです。


道床が流されて宙吊りの線路。

☆☆☆ 補足終わり ☆☆☆


その後少しずつ南下してきましたが、適当に駅に立ち寄り。
四ッ倉では道の駅!に立ち寄ってさんま刺身定食を頂きました。
これはたいそう美味しかったので、また食べに行きたいですね。
誰だ鼻血が出るとか言っていたのは?嘘はいけませんよ。

本家・四ッ倉駅にも行きましたが、写真撮影はせず。
四ッ倉はかつて「600」がいたことで有名ですが、
その存在を伝えるものは何も見当たりませんでした。


ビームの映り込みが凄いですが、これは勿来駅です。


ここも上下本線間に中線を有する立派な駅です。
既に使われている様子はありませんが、
貨物列車や優等列車の待避に利用できる素晴らしい設備。


さらにこのような立派なヤードも残されています。
かつては貨車もたくさんいたことでしょう。
分岐器のフログ部は一体ではなくレール組立のタイプ。


だいぶ日が傾いてしまって、さらにハイコントラスト化。
何駅だったか忘れました。南中郷か、大津港だったか?
無意味に幅広の架線ビームはかつて広大なヤードがあった証。

☆☆☆ 補足 ☆☆☆

4月に訪れた時は小名浜でも撮影をしていました。

福島臨海鉄道の敷地内に保存されているDLの台車。
柵の外からの撮影ですが、案内板が敷地内にあります。
外からは見えないので何が書いてあるかは分かりません。


かつての踏切に残るレール。

☆☆☆ 補足終わり ☆☆☆


小名浜周辺には現役の引込線もあるようなので、
また機会を見つけて再訪問したいですね。

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