☆ ＷＦ2019冬
2019.-2.10

平成の御代を思い返して･･･の巻



注：このレポートは自分自身を振り返るために記載しています。


これまでのあらすじ

製作途中の原型を仕上げ、このWFに投入するのが当初の予定。
しかし、急遽TF･NEO有明2に出展することに方針変更したため、
今回のWFは再販のみで参加とイレギュラーな形態となりました。
今までは、新作なしでの参加を控えていたためです。

今回も新兵器として"fixia"を活用してみましたが、
「やはりダメ」というのが予め分かっただけでした。



事前準備から当日まで

商品･見本の準備は何もないため、ゆっくり過ごしました。
あえて言うなら旧作の発掘作業くらいか。

一番手間取ったのがクモヤ93の見本の発掘作業でした。
なにしろ前回展示が2012冬だったので見本が行方不明に。
一時は展示を諦めましたが、前日夜にやっと見つけました。

前日は早めに就寝し、4:00に起きようと思ったら、、、
寝坊してしまって、4:20近くになってしまいました。
急いで準備して出発予定の5:00に間に合わせることに。

高速は渋滞もなく、6:00頃にはメッセに無事到着。


6:30搬入口が開く。まだ誰もいない卓に到着。
準備に時間を要するでもなく早く来る意味はないのですが、
駐車場の入場待ち列に並ぶのがイヤで常にこの時間です。

おかげでかなりダラダラと展示の準備をしてました。



◇ 今回のテーマ ◇

「前回全くダメだったし・・・」
再販のみなので特になし。

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両隣は「       」さんとNEXT LEVELさんでした。

ん？    「       」さん？？？
そう、今回は片側が初めから空き卓だったのです。
配置確定後にキャンセルでも入ったのでしょうか？


▲ 設営完了

4体展示なので、私としては大幅に豪華な展示です。
値札の個別設置はやめて後ろに一枚掲示に前回から変更。
どんどん省力化を図ってますが、その分面白味はなし。



▲ 右方は展示のみの2体

左は”それいけ やれいけ EF57”
右は”オフライン･レーキ”     

レーキは正面からだと可愛くないので横向きで展示。


▲ 左方は再販の2体

左は”発条転轍機 におまかせ”
右は”なんてったって クモヤ93”

クモヤ93はチャンピオンプレートと対なのでセット販売。
そして発条転轍機は最新作なので一段高く展示。
前回から枕木を追加しましたが塗装は間に合わず。
その代り首の角度と標識灯の位置を修正しました。



◇ ネタには事欠かないイベント ◇

10:00きっかりより15秒程早くチャイムが鳴る。
その音と共に人が動き始めるが、開場宣言は発声中だ。
「何か締まりのない開場だな」と感じてしまった。
最初はディーラーしか見なかったが、徐々に一般も増える。

ぼーっと人波を眺めていましたが、うちには来る気配なし。
いつも通りなので特段驚かずと。

隣卓には見物人が多く、うちの前まで人が被ってくる。
展示台を卓の中央に設置しましたが展示が隠れて見えない。
「うーん、どうしたものか･･･」

見物人が多いのは仕方がないことなので展示台をずらすことに。
即ち、反対の空き卓寄りに展示台をズリズリと移動しました。
空き卓の存在がこんな時に役に立つとは！
※空き卓上には展示はしていません

始めからそちらに寄せておけば良かったのですが、
本当に空き卓なのかは最初は分かりませんから。

モノを乗せた状態のままずらすのは少し緊張しました。

対面の島に人垣が出来て通路の流れが卓前直前になる。
展示台は通路側から離して設置してありますが少し心配。
「しばらくの間は監視が必要だな」
ということで、立って通路側と展示台の監視をすることに。

今回からホール長手方向に一列、島が多く配置されています。
一般ディーラーを多くするためですが、通路幅が犠牲になり、
狭い通路に人垣が出来ると反対の島側に人の流れが出来ます。
見ていると隣卓の展示台に荷物をぶつけている人もいます。


卓内から展示台を横に眺める。
写真では落ち着いていますが、この直前を人が歩いていました。


対面の島では抽選販売をしていたようで整理券待ちの人垣でした。
こちらに背を向けたまま卓前に陣取る人もいて数分は耐えました。
「うーん、これでは展示物が隠れてまた見えない･･･」
何か同じことの繰り返しのような一日です。

良く聞くと日本語を話していませんが通じるだろうか？
「ここは卓前なので避けていただけませんか？」
すると「すみません」と空き卓の方に移動してくれました。
またしても空き卓が大活躍！

ちなみにWFスタッフが定期的に空き卓の監視をしてました。


◇ 一時、無法地帯に ◇

件の空き卓に腰かけている人がいます。外国語を話してます。
「まぁ空き卓だから見なかったことにしよう」

今度は空き卓で鞄の中を整理するおばさんが現る。
「まぁ空き卓だから見なかったことにしよう」

その人は何故かうちの会計スペースに移動して鞄の整理を始める！
さらに鞄の紐を展示台に引っ掛けている！！
「そこ危ない！！！」
と思わず大声で叫んでしまいました。もう疲れました。

こんな調子で一日卓内にいました。買い物は全くせずと。


◇ 救世主現る ◇

昼近くがピークとなり午後は人が落ち着いてきました。
カメラを持ち歩いて撮影の人もだんだん増えてきています。
うちの撮影は、、、5〜6人くらいはいたかなぁ。

見た感じだとクモヤ93が一番被写体になっているようでした。
さすが美人の長女は強い。
9年前に作ったものなんですけどね。


お宝画像：WF2010夏に初登場時のクモヤ93

登場時は、ほぼブドー色2号の一色塗りで暗い色味ですが、
今からこうして見ると逆に貫録を感じる配色になっています。
当時は撮影禁止にしていたので誰もこれは記録していないはず。
昔話ですみません。話を元に戻します。


誰か購入者はいたか？誰も買うわけないじゃないですか。
しかし愛娘たちを嫁に出さなくて少しほっとしている。


と、写真撮影をしている人の一人が話しかけてくれました。

EF57(実車)について熱く語ってくれました。
おかげで疲れていた体に元気がチャージできました。
この場を借りて御礼を申し上げます。


◇ 終わりに ◇

今回は「一個売れたら何か一個買おう」と思っていましたが、
一個も売れなかったので買い物ゼロであることは前述の通り。

しかし、知り合い以外の人と話した久しぶりのイベントでした。
この一点は大きかったと思っています。
小さなディーラーの小さな目標、大きな喜び。



次は新作が完成した時に参加したいと思いますので、
しばらくの間お休みをさせていただく予定です。

では皆さん、次の時代まで、ごきげんよう。（完）



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